国産木材のみを使用した燃焼公立の高い高品質ブリケット建築加工会社の加工技術

ブリケット「オビノマキ」は南九州産の木材を中心に使用しています。

私たちの工場がある宮崎県日南市。飫肥(おび)という地域名から飫肥杉(おびすぎ)と呼ばれる良質な杉材が産出されています。
その飫肥杉に加え、同じく南九州産の木材を加工した後に出るおが屑からブリケット「オビノマキ」は作られています。

ブリケット製造業者によっては、外国産の木材を使用していたり、木材の産地を明記していなかったり・・・一方で私たちは南九州の工場でその地域の木材からブリケットを製造しています。

樹皮を含まない最高級ブリケット

通常、ブリケットは細かい木屑を圧縮して作られるものです。物によっては樹皮が含まれていたり、不純物が入っていたり。そうなると、燃焼効率に影響が出たり、ススが出やすくなったり、灰の量が増えたり・・・粗悪なブリケットはオススメしません。

一方で「オビノマキ」は家屋の建材として、樹皮などを取り除いた製材された板のおが屑を使用しています。建物を支える柱と同じ高品質な材木が原料なので品質は最高級です。

その高品質な木材を約2.5倍に圧縮しているため比重が高く、原料はスギですが広葉樹並みに火持ちが良いことが特徴です。

木材には圧力を加えると溶けて粘着性を持つ「リグニン」という成分が含まれており、「オビノイマキ」はその特性を利用して圧縮生成されます。リグニンの粘着性で成形しているためオビノマキの原料は100%木材で、添加物は一切加えていません。

ギリギリまで水分を飛ばす、自社独自の加工技術

少し話はずれますが、私たちは廃材や木屑を原料にした「火力発電」を行っています。その際に大事なのは木に含まれる「水分」の量です。この水分含有量が多ければ、燃焼効率は落ち、うまく発電できません。長年の研究を経て材木から水分を極力減らす技術を開発しています。
その優れた水分調整技術がブリケット「オビノマキ」にも使われています。

水分の多い薪はいろいろなデメリットがあります。たとえば、火力の低下。薪に残っている水分が蒸発してから薪が燃えるために、蒸発にエネルギーが奪われ、その分の熱は暖房に利用されません。

一般的に、立ち木の含水率は100%以上と言われています。市販の乾燥薪の水分含有率は20%以下・・・薪ストーブに使う薪の最適な水分含有率は15%~20%前後です。

一方で、私たちの作るブリケットに含まれる水分含有率は10%程度。市販の薪の約半分しか水分が含まれていません。
タールなどの不純物も少ないので、煙も少なく嫌な思いをすることがありません。

1本で1時間の燃焼時間。
杉が原料だから火力もあり、圧縮によって火持ちも良い

「オビノマキ」の1本あたり(約1.7kg)の燃焼時間は1時間程度。
燃焼火力の高い杉を原料に圧縮しているので火力があります。しかし、杉はそのままだと火持ちが悪く、薪材には向いていません。その弱点を「圧縮」で克服しています。

また、高温乾燥させたおが屑を原料として使っているから、煙やタールなどの不純物が少なく、ご近所に迷惑をかけることも少なくなります。天然林ではない人工林を素材として、人工薪燃料を作っているのため品質が安定しており、常に良好な燃焼状態を維持できます。

九州初の林業遺産、
敷地面積約2.6万坪 (約8.6万㎡)の工場で作っています

自然豊かな南九州の山々に囲まれ、九州で初めて林業遺産に認定された歴史ある地域に私たちの工場があります。
そんな大自然に育まれた材木を原料に作られるブリケット「おびのまき」。ひとつひとつ丁寧に、良質な木材から作られています。

製造工程をご紹介します

集められた木材を選別する

工場近隣の自社の山林を中心に、建材用の木材を調達します。
※弊社で扱っている木材は全て、法律に則った手続きを経たものです。過度な森林伐採にならず、人工林の適切な保全につながる木材を使用しています。
木材のサイズはいろいろ。曲がっていたりダメになっているものも。それらを選別し、良品のみを製材工程に送ります。

木材を製材して乾燥する

機械を使い、選別された良質な丸太の皮をむきます。
※この皮は発電燃料として使用。ブリケットには混入してません。
次に丸太をカットし、製品化します。住宅用の部材を中心に、様々な機械を使って製造します。製材された材木は発電の際に発生する蒸気を使って効率的に高温乾燥させます。乾燥過程で木材内のヤニ(油分)が抜けるため、ヤニが少ない(ススや煙が抑えられた)ブリケットになります。

建材としての最終仕上げ

それぞれの板の寸法が正確に一致していないと製品の不良につながりますので、正確な表面加工を行います。選別は機械と併せ、オペレータの目視によって割れや大きな節などの欠点材を発見・除去します。
また含水率の測定も行っており、含水率の高い板材は取り除いて、再度乾燥を行います。
最後に建材としての表面加工と選別を行います。その後、製品規格に則ってカット・表面加工を行っていきます。

仕上げ時に出たおが屑を圧縮

③の最終的な仕上げ工程(カット・表面加工)の際に出たおが屑・のこ屑などの原料をブリケットを作る機械、ブリケッターを使って圧縮形成します。成型の際には接着剤等は一切使用しておらず、100%木質素材です。成型後に30cmにカットし、フィルム梱包・箱積めを行えば製品完成です。
こうして、樹皮などの不純物を含まず、水分含有率が低く抑えられた品質の高いブリケットが生まれます。

ブリケット「オビノマキ」と社会貢献の話

ブリケットの製造は木材の付加価値向上や適切な森林管理に つながります。引いては地域の森林保全に貢献しているといえます。
地域資源の活用 原料となるチップ・のこクズ、おが屑は建築材の製造過程で出てくる端材なので、資源の有効活用に貢献できます。

従来の利用方法より付加価値の高い製品を作ることで、リサイクルに留まらない木材のアップサイクル化を実現できます。
資源の有効活用や木材の付加価値向上により、人工林の保育が促進、森林保全への貢献に繋がります。

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